【ふろカル】じわじわはじめる、ものづくり。

銭湯で授業を行う「ふろカル」。

会場となった新琴似の「福の湯」の脱衣所は男女の仕切りが移動され、あっという間にARAMAKI仕様へ。

開場する前にARAMAKIの二人が作品をレイアウト。宮大工の村上さんは、靴箱の木札をあっという間に鮭箱の材料に切り替える荒業。

参加者のみなさんも銭湯で授業というだけで、少しドキドキしている~ という方もいたのに、ARAMAKIの作品が点在しているので、作品をみつけて、触れて、じっくり観ていたかたも多かったのが印象的。

楽器職人の鹿川さんのARAMAKIギターの存在感に圧倒されてついつい見入ってします。
そして、なんたって、銭湯で授業なので、銭湯の様子も写真を撮ってるかたが多かった。

授業がスタート。
「ふろカル」の説明を経て、ARAMAKIのお二人の自己紹介の後、

会場内にある「みなさんがカッコいいと思うARAMAKI作品」を3つ選択してもらい付箋を貼ってもらった。スツール、ギター、神棚、アタッシュケース、、などなど。
それぞれがそれぞれに気に入るもの気になっているものは違う。

人気のあったものから、制作の意図や想いを伺うと、「モテるものがつくりたい」という二人の共通点が見えてきた。なので、付箋が多くついたものを作っているとニヤニヤしているARAMAKIのお二人。

北海道を離れてお仕事をしていたという二人は、北海道らしいこの鮭箱を大切に使って制作している。なので、スツールなどを作る際に、一見デザインかな?と思う組み方は材料を大事に使い切るためのアイディアだったりもするのだ。デザインは材料の方から歩み寄ってくることもあるんだなと面白い発見だった。

授業の最後はみんなで入浴。
福の湯の小西さんから入り方をしっかり教えていただく。

脱衣所は男女を区切り、入浴前に銭湯の撮影大会。
最近描かれた富士山は男女で違いをしっかり見届け、それぞれのリズムで銭湯を楽しみました。