札幌オオドオリ大学には、校舎がありません。
この「街」が、まるごとキャンパスです。

授業詳細

【ふろカル】じわじわはじめる、ものづくり。

日時: 2019年4月7日13時00分~14時30分

教室 : 福の湯

先生 :
村上 智彦(むらかみ ともひこ)
鹿川 慎也(しかがわ しんや)

記念すべきふろカルの第一弾は、ARAMAKIのお二人です。
北国の伝統的な保存食である新巻鮭。その輸送に使われていた空き箱でさまざまなクラフト作品を手掛けている村上さんと鹿川さんを講師にお招きします。

代表作である『シャケレレ』は「かっこいい」の一言。
名刺ケースやアクセサリー、スツールなど、どれも一目惚れさせる力が、クラフトのすみずみにみなぎっています。

カタチやデザインはもちろん、使っている素材やそこに込めた想い。
そして宮大工と楽器職人という異色のコンビネーションのことなど。
北海道を拠点にものづくりをぐいぐい進めるお二人のお話を、作品に触れながら、じっくり聞いてみたいと思います。

「かっこいい」に興味のあるすべての男子と女子に、新しいものづくりの入口を知ってもらうための1時間です。
(講義のあとは、講師も入浴します。もちろん男湯に。)

主催・企画:新ど研 運営:札幌オオドオリ大学 協力:札幌銭湯

今回の教室:福の湯

福の湯
札幌市北区新琴似7条6丁目6-1
札幌市 市営地下鉄南北線 麻生駅から徒歩17分
JR北海道 新琴似駅から徒歩12分

電話:070-5067-5320(ドリ大事務局)

先生:村上 智彦(むらかみ ともひこ)

1978年恵庭市生まれ。Gen&Co.代表。札幌市立高等専門学校卒。関西を中心に社寺建築の世界に携わり、2012年から拠点を恵庭市に。伝統的な技術と知識を軸に、大工・建築家・デザイナーとして幅広く活動している。

先生:鹿川 慎也(しかがわ しんや)

1987年恵庭市生まれ。Shikagawa Musical Instruments 代表。ギターメーカーESP、Navigatorの木工、塗装を担当。1000本以上の楽器制作に関わる。母校での講師を 3年務めたのち、2015年より恵庭市へ。ギター・ベースを中心に楽器の製作と修理を行っている。
終了
参加費:1010円(入浴料・てぬぐい込)
定員:30人
参加対象:

ものづくりやデザインに興味のある方。銭湯が好きな方。
年齢性別はもちろん問いません。ふだん銭湯に行ったことない女性も歓迎。

応募方法:上記受付期間中、WEBフォームより先着で申し込みを受付いたします。
*代表者が複数人申し込みすることも可能です。その際は、代表者と連絡がつく情報をご記入ください。
補足:
当日の持ち物:授業後に銭湯に入りますので、各自バスタオル、石鹸などをご持参ください
受付開始:2019年3月20日(水)14時00分
受付終了:2019年4月6日(土)22時00分
※1:本授業は先着受付となります。
※2:お子様と参加される際はお申込みの際にお教えください。

銭湯で授業を行う「ふろカル」。

会場となった新琴似の「福の湯」の脱衣所は男女の仕切りが移動され、あっという間にARAMAKI仕様へ。

開場する前にARAMAKIの二人が作品をレイアウト。宮大工の村上さんは、靴箱の木札をあっという間に鮭箱の材料に切り替える荒業。

参加者のみなさんも銭湯で授業というだけで、少しドキドキしている~ という方もいたのに、ARAMAKIの作品が点在しているので、作品をみつけて、触れて、じっくり観ていたかたも多かったのが印象的。

楽器職人の鹿川さんのARAMAKIギターの存在感に圧倒されてついつい見入ってします。
そして、なんたって、銭湯で授業なので、銭湯の様子も写真を撮ってるかたが多かった。

授業がスタート。
「ふろカル」の説明を経て、ARAMAKIのお二人の自己紹介の後、

会場内にある「みなさんがカッコいいと思うARAMAKI作品」を3つ選択してもらい付箋を貼ってもらった。スツール、ギター、神棚、アタッシュケース、、などなど。
それぞれがそれぞれに気に入るもの気になっているものは違う。

人気のあったものから、制作の意図や想いを伺うと、「モテるものがつくりたい」という二人の共通点が見えてきた。なので、付箋が多くついたものを作っているとニヤニヤしているARAMAKIのお二人。

北海道を離れてお仕事をしていたという二人は、北海道らしいこの鮭箱を大切に使って制作している。なので、スツールなどを作る際に、一見デザインかな?と思う組み方は材料を大事に使い切るためのアイディアだったりもするのだ。デザインは材料の方から歩み寄ってくることもあるんだなと面白い発見だった。

授業の最後はみんなで入浴。
福の湯の小西さんから入り方をしっかり教えていただく。

脱衣所は男女を区切り、入浴前に銭湯の撮影大会。
最近描かれた富士山は男女で違いをしっかり見届け、それぞれのリズムで銭湯を楽しみました。

オオドオリ大学をフォローする

プライバシーポリシー